米国大学の技術移転部門のFY2026年次報告書に当社のLAT1阻害剤開発が掲載 ―臨床開発の進展を紹介 ―

2026年8月14日
ジェイファーマ株式会社

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ジェイファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉武益広、以下「当社」)は、米国Georgetown大学のOffice of Technology Commercialization(以下「Georgetown OTC」)が公表したFY2026年次報告書において、当社のLAT1阻害剤開発およびGeorgetown大学との連携が紹介されたことをお知らせします。

同報告書では、Georgetown大学が保有する中枢神経系の炎症性疾患(多発性硬化症を含む)に関する用途特許について当社が取得した独占的な実施権を基盤として、アミノ酸トランスポーター阻害剤の第1相臨床試験を開始したことが紹介されています。また、同プログラムと、同じLAT1阻害アプローチを用いる当社のがん領域における第3相臨床試験が、当社の新規株式公開(IPO)を支えたことについても記載されています。

本報告書で紹介された中枢神経系疾患プログラムは、当社が多発性硬化症を対象に開発するJPH034に関するものです。当社は、2019年からGeorgetown大学との共同研究を行い、当社が独占的通常実施権を有するJPH034の物質特許に加えて、2024年には、同大学が有する関連特許の全世界を対象とする独占的な実施権を取得しました。JPH034は、2026年3月に米国第1相臨床試験を開始しました。

Georgetown University OTC FY2026年次報告書(英文)
URL: https://georgetown.app.box.com/v/2026-otc-annual-report-final
※掲載箇所:p.6「Licenses, Partnerships, and Collaborations」

「本プログラムがGeorgetown OTCのFY2026年次報告書に掲載されたことは、当社と同大学の連携による研究開発の進展を示すものと考えております」と、当社代表取締役社長の吉武益広は述べています。

当社は今後も、Georgetown大学との連携を一層深めながら、多発性硬化症を対象とするJPH034の開発を着実に推進し、アンメット・メディカル・ニーズに応える新たな治療選択肢の創出に取り組んでまいります。

【JPH034について】
本剤は、高い脳内移行性を有するLAT1阻害剤です。脳内へ移行し、脳内の免疫細胞であるミクログリアを標的とすることで、既存薬による治療選択肢が限定的である「再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症」に対する新たな治療アプローチとなる可能性があります。

本剤の開発は、評価水準の高さで知られる米国 National Multiple Sclerosis Society(NMSS)のFast Forward Research Grantに採択され、60万米ドルの助成を受けています。また、AMED創薬ベンチャーエコシステム強化事業(研究開発課題名「多発性硬化症に対する新規LAT1阻害剤」)にも採択され、同事業の支援のもと開発を推進してきました。

知財面では、当社は米国Georgetown大学が保有するLAT1阻害剤の中枢性炎症性疾患(多発性硬化症を含む)に関する用途特許について、グローバルで独占的通常実施権を取得しており、開発および商業化における独占的な地位を強化しています。

【関連情報】
・米国で実施中のPhase1試験(JPH034)
 https://www.j-pharma.com/clinical_trial/jph034_p1/

・ジョージタウン大学とのライセンス契約締結について(2024年6月3日)
 https://www.j-pharma.com/news/2173/

・JPH034の第1相臨床試験を開始(2026年3月23日))
 https://www.j-pharma.com/news/3329/

・「JPH034」第1相臨床試験:ClinicalTrials.gov に登録(2026年4月20日)
 https://www.j-pharma.com/news/3473/

【ジェイファーマ株式会社について】
当社は、「SLCトランスポーターの新たな可能性を追求し、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的新薬の開発を通じて、世界中の人々が健康を維持し、希望を持ち続けることに貢献する」を企業理念としています。この理念のもと、SLCトランスポーターのひとつで創業者が発見したLAT1(L型アミノ酸トランスポーター1)に注力し、がんや自己免疫疾患において既存薬では対応できない患者様のニーズに応える新薬開発を推進しています。
ジェイファーマ株式会社の詳細は、当社ウェブサイトhttps://www.j-pharma.com/をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
ジェイファーマ株式会社 企画部
TEL:03-6432-4270
https://www.j-pharma.com/contact/