J.P.モルガン ヘルスケア カンファレンスでのプレゼンテーションのお知らせ

2021年1月5日
ジェイファーマ株式会社
代表取締役社長 吉武 益広

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ジェイファーマ株式会社(本社:神奈川県横浜市鶴見区、代表取締役社長 吉武 益広)は、2021 年 1 月に開催される第 39 回 J.P. モルガン ヘルスケア カンファレンスにおいてプレゼンテーションを行います。本カンファレンスは、500 以上の企業と 12,000 以上の投資家が参加するヘルスケア業界最大の投資家向けシンポジウムです。2021 年はオンライン開催となり、ライブイベントの後にオンラインで録画が公開される予定です。

米国東部時間 2021年1月12日 午前7時30分(日本時間 2021年1月12日 午後21時30分)より、当社の吉武が「細胞膜表面のSLCトランスポートを標的とした新規薬剤の臨床開発」についてプレゼンテーションを行います。

主に、L-タイプ・アミノ酸トランスポーター LAT1(遺伝子コード SLC7A5)の阻害薬である JPH203 について、標準的化学療法が不応・不耐となった進行性進・胆道がんに対する臨床試験と日本ならびにグローバルでの事業展開を紹介します。
また、OKY-034 の標準的化学療法が不応・不耐となった進行性進・膵臓がんでの臨床開発、さらには、LAT1 阻害剤の自己免疫疾患への応用についても紹介する予定です。

【ジェイファーマ(株)について】
(1) 名称 ジェイファーマ株式会社
(2) 所在地 神奈川県横浜市鶴見区小野町 75 番地 1
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長・吉武益広
(4) 事業内容 医薬品の開発
(5) 資本金 50 百万円(2020 年 5 月末現在)
(6) 設立年月日 2005 年 12 月 26 日
(7) 会社ホームページhttp://www.j-pharma.com

【JPH203 について】
JPH203 は、ジェイファーマが独自に見出した新規の低分子化合物であり、細胞が増殖、あるいは活性化されエネルギーを緊急に必要とするときに、アミノ酸を取り込むために細胞表面に発現する LAT1 を選択的に阻害します。LAT1 を標的とし臨床開発を進めている世界初の化合物であり、医薬品の承認を取得すれば、日本発のファースト・イン・クラスの新薬となります。
既に固形がん患者を対象にした第Ⅰ相試験において、良好な忍容性が確認され、がんに対する治療効果が示唆されており、現在、標準的化学療法に不応・不耐となった進行性の胆道がん患者を対象に第Ⅱ相試験を実施中です。また、この第Ⅱ相試験では、患者の背景因子に基づき層別し試験を実施しており、コンパニオン診断薬の開発も同時に進めています。

【OKY-034 について】
OKY-034 は、JPH203 と同じ標的である LAT1 に対してアロステリックに結合することでLAT1 の働きを阻害する新規の低分子化合物です。ジェイファーマは、OKY-034 の物質特許を保有する大阪大学及び神戸天然物化学(株)より全世界での独占的な専用実施権を得ています。
現在、OKY-034 は、標準的化学療法に不応・不耐かつ外科的切除不能すい臓がん患者を対象に大阪大学で医師主導の第Ⅰ/Ⅱa 相試験が進行しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
ジェイファーマ株式会社
経営企画部
Tel: 045-506-1155
Fax: 045-506-1156
info@j-pharma.com
担当:馬場