企業理念 SLCトランスポーターの可能性を開拓し、
不治の疾患に対する新しい治療法を創出する

当社は、『SLCトランスポーターの新たな可能性を追求し、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的新薬の開発を通じて、世界中の人々が健康を維持し、希望を持ち続けることに貢献する』ことを企業理念としております。

Business 事業内容

当社では、 SLCトランスポーターの中で、当社創業者が発見したLAT1(L型アミノ酸トランスポーター)に注力し、がんや自己免疫疾患において既存薬では対応できない患者様のニーズに対応しうるLAT1阻害剤の開発を進めております。臨床開発フェーズにあるナンブランラト(対象疾患:胆道がん、大腸がん、腎臓がん)およびJPH034(対象疾患:多発性硬化症、脳腫瘍)のLAT1阻害剤2剤に加え、次の LAT1阻害剤の候補化合物を見出しており、さらに抗がん剤のターゲットとして期待できる次のSLCトランスポーターについても創薬研究を開始しています。

また、SLCトランスポーター創薬をグローバルに推進するためグローバルの開発体制を整えており、2023年10月には米国子会社を設立し、そのメンバーおよび米国のコンサルタント等と密に連携して、適切な薬事・開発・知的財産権戦略を構築しております。

当社の最初の開発化合物であるナンブランラトは安全性が高く、長期間の忍容性が確認されており(詳細は、『パイプライン』を参照)、既存治療薬が限られた世界中の多くの胆道がん患者様に適応可能な治療薬になり得ます。 薬事承認取得後には地域毎に自社販売と販売権導出を適切に選択し、グローバルでの販売を予定しています。

今までの研究開発により築き上げたSLCトランスポーター創薬プラットフォーム、グローバルでの薬事・臨床開発体制を最大限活用し、グローバル創薬ベンチャーとして成長してまいります。